桜井ひろゆき 目標は墨田区の活性化!不退転の決意で突っ走ります!自由民主党 東京都議会議員 桜井浩之




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平成24年 6月14日 環境・建設委員会 桜井ひろゆき 質問内容一覧

  •  都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の改正について
  • それでは、私の方から、付託をされております都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の改正につきましてお伺いをしたいと思います。
     これまで都は、この条例の目的である都民が健康で安全かつ快適な生活を営む上で必要な環境を確保することをより一層高い次元で実現していくために、都の地域における環境に関するさまざまな仕組みづくりや基準を定めて先駆的な施策を推進してきたところであると思います。
     今回の条例改正は、国の水質汚濁防止法に関する政省令改正との整合性を図るためとして、排水基準及び地下浸透防止について新たな基準の設定などを行うものということでありますけど、国において十分な検討を行った上で基準設定が行われ、それに基づいた条例改正であると聞いておりますが、改めて今回の条例改正の内容などについてお伺いをいたします。
     まず最初にお伺いをいたしますのは、今回、排水基準に新たに設定される予定の1・4ジオキサンは、一般都民の生活上余りなじみのない物質でありますが、どのような用途で使用されているのか、また、今回の基準設定の経緯についてもお伺いをいたします。

  •  高橋自然環境部長
  • 1・4ジオキサンは、主に化学工業において製品製造時に原料を溶かすための溶剤などとして使用されている特徴的な臭気を有する透明な液体でございます。
     排水基準等の設定につきまして、国において、まず、良好な環境を確保するための行政目標である環境基準を定めます。この環境基準の設定は、環境省の中央環境審議会において、WHO、世界保健機関の飲料水水質ガイドラインで推奨されているガイドライン値及び厚生労働省の水道水質基準の改定の際の検討経緯などを再度検証した上で、環境基準値の案が答申されます。こうした専門家による検討結果を踏まえまして、環境省が環境基準を設定いたします。
     環境基準の設定後に、さらに、その物質の使用実態や環境中における検出状況などのデータに基づき、排水基準や地下浸透防止に関する具体的な規制値が設定されることとなります。
     今回の政省令の改正も、この手続を踏んだものでございます。

  •  個別の物質の基準設定について
  • わかりました。基準の設定の件については、今、ご答弁をいただきまして、よくわかった次第です。
     次に質問させていただきますが、個別の物質について基準設定を見ますと、今回の条例改正では、塩化ビニールモノマー及び1・2ジクロロエチレンについては、地下浸透基準のみの設定になっておりますが、これについて何か理由があるのか、お伺いをいたします。

  •  高橋自然環境部長
  • 塩化ビニールモノマー及び1・2ジクロロエチレンは、既に水質汚濁防止法及び環境確保条例で規制の対象となっているトリクロロエチレンなどの物質が、嫌気性条件下、つまり地下水の中で分解して生成されると考えられております。実際、環境中においても、地下水からは継続的に検出される一方、公共用水域においてはほとんど検出されていない状況であることから、地下浸透のみの基準設定とされたものでございます。

  •   新たに規制の対象となる事業者について
  • このような環境の実態に合った基準項目の設定は、合理的な規制行政を進めていく上で重要であるというふうに考えます。
     今回の条例改正において、1・4ジオキサンの排水基準については暫定基準が設けられており、本則適用までの間に、特定の事業者が、処理施設の設置など何らかの対応が求められるのではないかと考えます。
     そこで、都内で、今回の条例改正後の基準に該当して新たに規制の対象となる事業者の数など、状況はどのようになっているのか、お伺いをいたします。

  •  高橋自然環境部長
  • 1・4ジオキサンを公共用水域に排水する事業者はおりません。
     また地下水浸透基準につきましては、二事業者が該当することになる見込みでございますが、これらの事業者に対しましては、事前の聞き取りなどを行い、該当することが明らかとなった場合は、条例に基づく届け出や事業所指導など、環境確保のため適切に対応してまいります。

    ありがとうございます。今回の条例改正の内容について、今の流れでよく理解できたところです。
     引き続き、都民がより良好な環境を享受できるような取り組みの推進をお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。