

京成押上線連続立体交差事業についてお伺いしたいと思います。
京成押上線の押上駅から八広駅間の連続立体交差事業では、京成曳舟駅付近を中心に工事の進捗が目に見えてきており、地元住民の方々は一日も早く踏切がなくなるとともに、鉄道による地域の分断などが解消されることを強く望んでいるところであります。
このため、私は本年の二月の第一回定例会において、本事業の進捗状況について確認をさせていただきました。しかし、その後、三月に東日本大震災が発生しまして、工事工程への影響も懸念されていたところであります。
そこで、京成押上線の押上駅から八広駅間の連続立体交差事業について、最初に現在の工事の進捗状況についてお伺いしたいと思います。
京成押上線連続立体交差事業は、押上駅から八広駅までの区間を高架化して、明治通りを含む八カ所の踏切を除却することで、交通渋滞や地域分断を解消するとともに、地域の活性化にも資する極めて効果の高い事業でございます。
本事業につきましては、東日本大震災によって高架橋のけたの搬入が一部でおくれましたが、大きな影響はありませんでした。本年七月には、線路の仮線への切りかえを完了し、現在は全区間で高架橋工事を推進しております。
ただいまの答弁で、大震災があったにもかかわらず仮線への切りかえが完了して、現在順調に全区間で高架橋工事を推進していることがわかりました。
ところで、本事業については、地元の期待が高い分、工事の進捗状況だけでなく、やはりいつ事業が完成するのかという点にも、本当に多くの関心が集まっているわけであります。
二月の質疑の際に、その点についてもお尋ねをさせていただきましたが、現行の工事工程をおおむね五年程度延伸せざるを得ない状況にあるとの答弁が、そのときはあったわけでありますが、そこで改めて、本事業について現時点の事業完了の見込みについてお伺いしたいと思います。
本事業は、用地取得の難航による工事着手のおくれや京成押上線と交差する東武亀戸線との近接施工の協議に時間を要したことなどから、平成二十三年度としていた事業の完了時期を延伸せざるを得ない状況となりました。
このため、これまで鉄道事業者と工事工程の精査等を行ってきた結果、事業完了は平成二十八年度となる見込みでございます。
引き続き、鉄道事業者とともに工程管理を強化し、地元墨田区との連携を図りながら、本事業の推進に全力で取り組んでまいります。
ただいまの答弁で、二十八年度見込みということでご回答をいただきました。この事業を契機に、京成曳舟駅付近で、地元墨田区と住民が一体となったまちづくりが大きく進展するなど、京成押上線の連続立体交差事業は、墨田区のまちづくりや活性化にとって欠かせないものであります。
地元の住民の方々の期待にこたえるためにも、都は一日も早い事業完了を目指し、全力を挙げて本事業を推進してもらいたいとお願いを申し上げて、質問を終わらせていただきます。