桜井ひろゆき 目標は墨田区の活性化!不退転の決意で突っ走ります!自由民主党 東京都議会議員 桜井浩之




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都政リポート MINI

2012年1月 3日 11:53

■高度防災都市を目指して

東京都は、東日本大震災の教訓を受け、今年十一月に「東京都防災対応指針(仮称)」ごを策定する考えを打ち出しました。それを受けて、私ども都議会自民党は、この指針策定に際しワーキンググループを編成し、石原知事に提言を行ったところです。ワーキンググル?プでは、防災に対するソフト、ハード両面において更に専門部会を設け、様々な観点から問題を洗い出し、それを集約した意見書を作り上げました。


過日の震災において東京は、都市の弱さというものを露呈した中、私は、現在の東京都地域防災計画の実効性について疑問を呈し、早急な見直しが必要と考えたところです。

大きなところとしては、交通麻揮、帰宅困難者、流通の混乱、エネルギー供給、家屋や建物の老朽化(公共施設含む)、液状化の問題。更には、東京に津波が発生した想定の必要性であります。
幸いにして今回は、火事による大規模災害は免れた訳ですが、発災の時間帯や地震規模によっては大きく状況が変わると考えます。

さて、私たちが住んでいる墨田区は、都内の災害に弱いエリアとして知られており、区民や区内在勤者の安全安心の確保に向けた更なる取組については待ったなしであります。木造密集地域、狭除道路、老朽家屋に対する現施策にテコ入れをする必要があります。

墨田区は従前より、燃えない、壊れないまちづくりを標傍し取り組んでおりますが、問題となる課題を解決するためには、区民の個人財産が絡む為になかなか前に進まないのが現状であります。この点について東京都は、この問題を解消するべく誘導策を検討すべきと考えます。石原知事からは、都内木造密集地域解消に向けた取組を強化するという発言が先般ありました。これを契機に新たなる施策の展開に全力で私自身も取り組んで参ります。

次に、墨田区は水害について意識が薄いと私は感じております。
平成十六年九月、国士交通省荒川下流河川事務所より、水防法に基づき大河川である荒川が氾濫した場合に想定される浸水の状況を示した荒川ウォーターハザードマップ(荒川浸水想定区域図)が墨田区に示されました。上流域で荒川堤防が決壊した場合に、墨田区の約3分の2が建物の2階部分まで水没するということであります。

当時、区議会の特別委員会において報告があった中で、その水害が発災した場合の区内避難場所が、地域の公立学校ということでありました。考えても分るとおり、校舎の一一階部分より上の階だけで地域の住民を避難しきれるのかということです。今後の避難場所対策としては、区内の高層建築物のオーナーや組合・自治会等との災害協定を結び、有事の際の避難者受け入れに協力を頂くということも必要ではないかと考えます。また次に指摘したいのは、墨田区内に保管している防災備蓄品についてであります。
現在その備蓄品が地上二階部分より下に多く保管されているということです。水害によって水浸しになる事や水没することが想定されるからです。対象となる保管場所については、移設を検討する必要があると考えます。

墨田区民の皆様は十分御承知でありますが、墨田区はゼロメートル地帯であり、子供たちに対しても小学校の授業で教えられていると思います。しかしながら、東京都の下水道整備が促進される中、墨田区内において、台風やある程度の大雨が降ったとしても道路が冠水する場所はごく一部を残すくらいになったため、水害に対しての区民意識が薄れているのが現状ではないかと思います。今後、この点について、区行政並びに区議会において、大いに議論される事を期待したいと思います。

最後になりますが、東京都下の区市町村において、それぞれ立地や環境が違う事により、防災対策の課題も変わってくることから、東京都は、現場である区市町村との防災連携や防災都市を確たるものにするべく都市計画等の協議を精力的に行う必要性があります。私としては、特に木造密集地域の解消、墨田・江東・葛飾・江戸川区の水害対策の見直し、また、津波による港湾エリアや荒川・隅田川流域における災害想定も新たに防災対応に加えるなど、問題や課題に対し、今後改定される東京都地域防災計画へ確実に反映すべく全力で取り組んで参ります。

以上、高度防災都市について私の所感をご報告させて頂きした。


東京都議会議員 桜井浩之